シールを作るにあたって

仕上がり形態について

シールの仕上げ方は、用途や使用方法によって主に4種類に分けられます。
それぞれには用途に適した利点がありますが、全体のコストとのバランスを考え、適切な仕上がり形態を選ぶことができます。

シートカット

台紙シートに複数枚のシールがついている形態です。通常はこの状態で納品いたします。(1シートに何枚つけるかはご指定いただけます)
※商品に手貼りをする際に便利です。

1丁カット(ハーフカット)

1枚の台紙に1枚のシールがついた状態でカットした仕上がりです。
※販促用として販売・配布したい場合に向いています。

巻き取り仕上げ(ハーフカット)

シートカットや、1丁カットとは違い1枚の台紙をカットせず紙管にロール状に巻き付けた形態です。
※シール貼り専用の機械を使用する場合、ロールの径が限られていますので、詳しいことはお問い合わせ下さい。

1枚カット(切り抜き)

ステッカーを台紙にシートごと仕上がりサイズに切り抜いた形態です。剥がしやすいよう、台紙へスリットを入れることも可能です。
※販促用として販売・配布したい場合に向いています。

抜き型の形状について

シールには様々な形状の抜き型があります。主に下記のような5種類のタイプに分けることができます。

四角( 角)
四角( 角)
楕円
変形

初回のご注文時のみ、ご注文サイズの抜き型を作る必要があるため、型代がかかります。
ただし、すでにその大きさの型が存在する場合は初回でも型代がかかりません。
※例えば、「四角(角)の10 0mm×10 0mmは既存型があるので型代は無料です。」といったようにご案内いたします。
逆に、変形型の場合はほぼ確実に型代が必要になります(初回のみ)。

粘着剤について

シールには様々な種類の糊が準備されており、貼る物や使用場所・印刷方法などによって最適な接着方式があります。
主には下記のような3種類のタイプに分けることができます。
シールの用途や使用形態に合わせてお選びください。また、材質や印刷方式などによって使用できる糊が異なる場合がありますので、お気軽にご相談ください。

普通糊タイプ

多くのシール・ステッカーに使用されている一般的な粘着材です。

・商品ラベル
・店舗、販促シール
・宛名シール etc…

強粘タイプ

強い粘着力があり、水廻りでの使用や、はがれやすい素材に貼る場合等におすすめいたします。

・品質表示ラベル
・防水、耐水シール
・冷蔵シール
・透明シール etc…

弱粘タイプ

一度貼った後、きれいにはがすことができるため、短期のイベントや、粘着材残りが気になる方におすすめです。

・再剥離可能なシール
・マスキングテープ
・布に貼れるシール etc…

このサイトでは、シール印刷について詳述してありますが、シールを作る際に粘着剤を選ぶことは重要です。
屋外で使用することが多い場合はしっかりとした粘着力、また小さな商品などに使用する場合は、ある程度はがしやすい粘着剤にしておくのも大変便利な場合があります。それらを考える時に、上記の表を参考になさってください。